2022年2月のメッセージ

Hello from Mamiko Matsuda, Ph.D. in Houston Feb 2022

日本のみなさん、こんにちは。

いま日本は一番寒い時期、「大寒」ですね。でも、もう少しの辛抱です。「立春」を過ぎれば、梅の花が咲き始めますし、沖縄ではすでに緋寒桜(ひかんざくら)が満開だといいます。

大寒の頃から見頃を迎える沖縄の緋寒桜。

さて、私事で恐縮ですが、2週間ほど前、姪から「流産してしまった」という悲しい知らせが届きました。妊娠18週目のことでした。学生時代からスポーツが大好きで、ホッケークラブに所属し、2歳になる娘のママである今も、趣味で続けているホッケーの試合に出て優勝するほどのスポーツウーマンですから、「あんなに健康なのに、なぜ? 私の家系には遺伝的に流産するようなリスクはないのに……」と、私までがショックを隠し切れません。

私自身、彼女の年齢の頃に子宮全摘手術を受け、子供を持てない体になってしまいましたから、神様から授かった尊い命が失われてしまったことが、とてもつらくてなりません。

遺伝的に流産リスクのある家系ではありませんので、「流産した」という悲しい知らせを受けたとき、真っ先に私の脳裏をよぎったのは、「もしかしたらCOVID-19(新型コロナウイルス感染症。以下同様)のワクチンの影響では……」ということでした。

彼女はイギリス人の夫とともに香港のインターナショナルスクールで教師をしていて、昨年7月、ロンドン在住の父親が亡くなり、里帰りするのにワクチン接種をしていないと入国できないため、接種を受けました。妊娠したのはそれから2か月ほどしてからのことだと思います。

実は今、北米ではCOVID-19ワクチン接種をした妊婦さんの流産や死産が激増しています。さまざまなワクチン接種と病気に関して長年研究し、ワクチン接種には懐疑的な見解を表明していることで知られるアトランタ郊外の開業医(内科)、キャリー・マディ博士によると、ワクチン接種開始以来、流産が400倍に増加しているといいます。

流産が激増していることを盛んに耳にするようになったマディ博士は、そのようなケースをどれだけ把握しているか同僚たちにメールで尋ねたところ、12時間内に700件もの報告があったといいます。なかには18か月の幼児が膣から出血したとか、高齢の女性が膣から出血を伴うひどいおりものがあったなど、生殖器官への異常、さらには母乳育児をしている女性が、ワクチン接種後、母乳を飲ませた赤ちゃんが2日後に死亡してしまった、といった報告などもあったといいます。

昨年8月に配信された「Vaccine Secret-Episode Video」シリーズ5で、マディ博士が明らかにしたワクチン接種と生殖器官への影響に関するお話は、さらに衝撃的なものでした。

マディ博士が調べたところ、ファイザー社のCOVID-19ワクチンのプロトコル(注)には、次のような注意書きが記されているというのです(注:ここでは「使用に関して正しい手順を説明する規則体系」の意)

 「ワクチンを接種した男性は、現在妊娠中、あるいは妊娠を計画している女性、および授乳中の女性と性交渉を持った場合、そのことを速やかにファイザー社に報告すること。理由はワクチン接種者から非接種者に、mRNA遺伝子情報が移る可能性や、赤ちゃん(胎児、乳児)に影響を与える可能性などがあるので、ファイザー社がフォローを行なうため」

「ファイザー社のプロトコルにそう記されているにもかかわらず、妊婦さんや授乳中の女性、そして幼い子供たちにまで、このような危険なものを注射するのはなぜなのか、そこには何か巨大な欺瞞が隠されているとしか思えない」と、マディ博士は指摘しています。

さらにマディ博士は、ファイザー社とモデルナ社のプロトコルには、「ワクチン接種をした人は、接種から28日間はコンドームを使わない性交渉はするべきではない。理由は、生まれてくる子供に先天性欠損症/先天性疾患のリスクがあるため」という注意書きがあるといいます。

「このようなことを主要メディアが伝えているのを聞いたことはないし、ワクチン接種を実施している医療機関で、このような警告が行なわれているとも聞いたことはない。医療機関はファイザー社やモデルナ社の注意書きのことを知らないのでは……」と、マディ博士は述べています。

では、28日を過ぎたら、29日目からはそのリスクは消えるのでしょうか。それは誰にもわかりません。「ワクチン」と称して接種されるmRNA遺伝子情報が、体内にどのくらいの期間留まり、どのような作用をするかは、誰にもわからないからです。

COVID-19ワクチンがアメリカで実施されるようになってからの歴史は、まだ1年余りにしかなりません。どんなワクチンも、その安全性を確かめるための治験は、通常10~15年(最短7~10年)です。しかも、その治験対象には、妊婦さんや子供は含まれていないのです。したがって、ワクチンの生殖器官や赤ちゃんに与える影響がどのようなものなのか、それは、何年もたってから歴史が証明するのを待つしかありません。

しかし、スパイクタンパクやナノ粒子などの成分を含むmRNAのワクチンが、母親の子宮や胎児の脳神経にダメージを与えてしまう可能性が否定できないことは、多くの医師や科学者らが指摘しています。 

ワクチン接種開始以来これまでにCDC(アメリカ疾病予防管理センター)のVAERS(ワクチン有害事象報告システム)に報告された流産の発症件数は3300件余りですが、マディ博士の調査によれば、「およそ6万8700件に上る」と、最近の自らのインスタグラムに記しています。<https://www.instagram.com/fenixmeddr/?hl=en>

マディ博士同様、VAERSのデータは実際よりもあまりにも少ないことを指摘する医師は少なくありません。その一人、20年以上の臨床経験を持つナチュロパシー(自然療法)の医師で、ホリスティック栄養学認定医としても著名なヘンリー・イーリー博士は、CDCが行なった研究によれば、妊娠初期(妊娠開始から12週間)の自然流産リスクは82.3%だったといいます(※)。しかし、このデータは公には報じられていません。

(※)『Vaccine Secrets Reloaded』Episode 2(2022年1月配信)

「妊婦さんや子供も含めて、30歳以下で基礎疾患がない場合、COVID-19の回復率は99.99%のため、ワクチンは接種をすべきではない」と、イーリー博士は言います。

COVID-19とワクチンに関する研究分野の世界的権威で、このテーマでは誰よりも多い46本の論文を世界一流の科学誌に多数発表してしるピーター・マッカーラ医学博士も、同様の意見です(※)

(※)『Vaccine Secrets Reloaded』Episode1(2022年1月配信)

カナダでも、2回のワクチン接種を終えている女性の死産が急増しています。西海岸にある60万都市のバンクーバー市では、24時間で13件の死産が発生しており、トロントに近い人口14万人ほどのウォータールー市では、2021年1月から7月の間に86件の死産があったことがわかっているといいます。

ウォータールー市での死産は毎年5~6件しかありませんが(2か月に1回くらいの割合)、7か月で86件というのは異常な数値なので、カナダの著名な医師、ダニエル・ナガセ博士はワクチン接種との関係を指摘しています(※)

(※)<https://www.bitchute.com/video/qFUgsCXUPvkU/>
<http://www.battleforworld.com/2021/11/20/covid-19-where-does-it-end-part-5/#StillbirthsFullyVaxxedMothers>

こうした事実が明らかになってきているにもかかわらず、CDCは「ワクチンは安全で効果的だ」として、ワクチン接種をすすめています。感染力の強いオミクロン株が猛威を振るっている現在、すべての妊娠中の人、妊娠を考えている人、授乳中の人がCOVID-19から身を守るために必要な行動だ、と強調し続けています。

ですが、CDCによると、実際予防接種を受けているのは、米国の妊婦全体の40%(妊娠後接種22%、妊娠前接種18%)にすぎず、妊婦のうち6割の人は接種していません。

日本の厚生労働省もアメリカのやり方を模倣しているため、妊婦さんには盛んに接種をすすめているようですが、流産、死産、胎児や乳幼児の脳障害などといったリスクがあるワクチン接種をするよりも、もっとずっと安全で賢い選択肢があります。

安全性が確立されていないワクチン接種よりも、「ナチュラル・ハイジーン」がすすめるヘルシーな食生活やライフスタイルで、COVID-19はほとんど予防可能です。また、万が一感染したとしても、重症化や長期化は免れ、短期間で回復可能なのです。

現在妊娠中、あるいは妊娠を考えている女性、そして授乳中の女性のみなさん、COVID-19の予防策としてワクチン接種よりももっと優先すべきことがあるということを、いま一度考えてみてください。かけがえのない新しい命を大切に守るためにも──。

「ナチュラル・ハイジーン」がすすめるヘルシーな食生活とライフスタイルについては、『50代からの超健康革命』(グスコー出版)に詳しく紹介されています。

(文責:松田麻美子)

https://gsco-publishing.jp/books/h-50dai/