2023年3月のメッセージ

Hello from Mamiko Matsuda, Ph. D. in Houston Mar.2023

日本のみなさん、こんにちは。

前回お話ししたように、病気にならないような生き方(食習慣やライフスタイル)を続けていれば、病気になることはありません。これは「自然の法則」の一つ、「原因と結果の法則」が作用しているからです。

「近代ナチュラル・ハイジーンの父」として知られるハーバート・M・シェルトン博士(自然療法医)は、「健康とは、変えることのできない生命の法則に従った結果であり、病気とはその法則に反した結果である」と述べています。

『日めくり万年カレンダー 超健康革命・名言の教え 2』(グスコー出版)より

しかし現代医学では、このような「原因と結果の法則」が無視されています。健康診断で血圧、血糖値、コレステロール値、あるいは中性脂肪値などの数値が高いことがわかると、医師からは降圧剤、血糖降下剤、コレステロール降下剤などが処方されます。

そして定期的に医師の診察を受け、血圧、血糖値、コレステロール値などの数値を計り、これらの数値が悪くならないよう、薬でコントロールするというのが一般的な治療となっています。

しかし、血圧、血糖値、コレステロール値などの数値は下がっても、それは薬で数値をコントロールしているにすぎず、根本原因をとり除いているわけではありません。

そのため、高血圧症、糖尿病(あるいは前糖尿病)、脂質異常(高いコレステロール値や中性脂肪値)などが改善されることはありません。症状はさらに進行し、やがていっそう深刻な状態に至ります。

ある日突然、心臓発作や脳梗塞で倒れる、あるいは朝起きたときにめざまし時計の文字盤が見えなくなる、あるいはガラスを踏んでも何も感じなくなる、腎臓機能が低下し人工透析が必要になる、というような事態に陥ります。これが現代医療の実態です。

このように、現代医療とは、真のヘルスケアとはいえず、症状を管理するだけの「コントロール・ケア」「マネージ・ケア」でしかありません。

1900年代の初めに活躍していた医師であり、ナチュラル・ハイジーンのパイオニアの一人ジョン・H・ティルデン医学博士は、「長い年月をかけて行なわれる医学教育、臨床研究、インターン、医学研究などは実を結ばない。したがって、これは真の医学教育ではない」と指摘していました。

ティルデン博士は言います。
こうした医学教育を受けてきた医師たちは薬物療法偏重で、病気の「原因」は認識されないか無視され、その結果現われる「症状」だけに注目し、その症状を治療する。そして「治療」と称する療法(原因)によって、「症状」(結果)はさらにひどくなる。

今から100年余り前、「ナチュラル・ハイジーン」の医師によって提唱された「病気の原因を明らかにし、除去する」という真のヘルスケアに対し、現代医学の世界では、薬物療法という誤った医療をいまだに続けているのです。

前述のシェルトン博士は次のように述べています。
外科医は病気のあらゆる「症状」をとり除く。だが、病気の「原因」だけはとり除かない。

17世紀のイギリスの神学者で日本でもよく知られているイギリスのトーマス・フラーは次のように述べています。
最もすばらしい医者とは、「病気にならない方法を教えてくれる医者だ。

『日めくり万年カレンダー 超健康革命・名言の教え 2』(グスコー出版)より

10代の頃から毎月ひどい生理痛に悩まされ、貧血でたびたび倒れることがあった私は、婦人科医の診察を何度も受診しましたが、フラーが言うような医師に出会えたことは一度もありませんでした。「生理痛の根本原因は何なのか」「経血が多いのはなぜなのか」といったことを教えられることなく、毎回、ただ鎮痛剤や鉄剤を処方されるだけでした。

受診後に生理痛、経血過多、貧血が改善されることはありませんでしたが、今思えば、根本原因をとり除いていませんから、当然の結果だったわけです。

こうした女性特有のトラブルの根本原因は、誤った食習慣が引き起こす生殖器官への炎症ですが、医師からはそんな説明を受けることは全くなく、子宮の炎症、潰瘍化、そして硬化による筋腫へと進展していき、やがて子宮摘出手術を余儀なくされました。

医師のすすめるままに手術を受けた私は、次に外科的更年期障害に見舞われることになり、ホルモン補充療法で不快な症状は瞬く間に消えていきましたが、そのとき、友人から「ホルモン療法は乳ガンのリスクを高める」と警告されたのです。

そうした折に出会ったのが『FIT FOR LIFE』という一冊の本であり、その中に書かれていた「ナチュラル・ハイジーン」」の教えでした(『FIT FOR LIFE』はのちに『フィット・フォー・ライフ』(グスコー出版)のタイトルで日本で発売されることになりました)。

生理痛や更年期障害などの女性特有のトラブルだけでなく、高血圧、高血糖/糖尿病、脂質異常、高い尿酸値、といった中高年に顕著な症状も、根本原因は誤った食習慣やライフスタイルです。しかし現在の日本の医師の方で、このことを科学的エビデンスに基づいて指導される方は、私の知る限り、ほんの数えるほどしかいません。

自分自身やご家族の健康は、自らの知恵と力で守らねばなりません。幸いなことに、それは決してむずかしいことではなく、私たちの体に本来備わっているすばらしいヒーリングパワーを発揮させるだけでいいのです。

4月に4年ぶりに日本各地で行なう私の講演会では、その秘訣をご紹介します。それは「ナチュラル・ハイジーン」の食事の基本となる、「H=N/C」(健康=摂取するカロリー内に含まれる栄養量)という健康方程式です(ここでいう「栄養」とは微量(マイクロ)栄養素のこと)。

この方程式は、あなたを生涯スリムでエネルギーに満ちあふれた、病気にならない体に変える方程式です。この方程式の意味を理解し、実践することで、誰もがスリムで病気とは無縁の健康体に変身できます。

全国各地の会場で、みなさんとお目にかかれるのを楽しみにしています。
講演会のスケジュールの詳細は、こちらです。
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https://natural-hygiene.org/schedule/2023-02sc/

(文責:松田麻美子)