第1回「ナチュナル・ハイジーン交流会」海外ツアー報告

◎「超健康革命の会」プレミアム会員有志の方によって結成された「ナチュラル・ハイジーン交流会」(フェイスブック使用)が、今年(2018年)の9月、海外ツアーを主催しました。参加された福岡奈奈さんから、ツアーのレポートが届きましたので、ご紹介します。(「超健康革命の会」事務局)

「ナチュナル・ハイジーン交流会」主催の第1回海外ツアー『南フランス紀行 フランス中世の原風景とヴィーガン食を求めて』が2018年9月18日(火)~9月26日(水)の日程で行なわれました。

「超健康革命の会」の会員さんが北海道・沖縄・九州・東京などからご参加され、総勢16名でのツアーとなりました。

出発2週間前の9月4日、台風21号に直撃された関西空港の機能がマヒした状態が続き、ツアー開催が危ぶまれましたが、旅行会社と添乗をお願いした松田様のご尽力により、名古屋に近い中部国際空港に移動、添乗員含め全員そろって無事に出発することができました。

中部空港からドイツのフランクフルト空港へのフライトは約12時間。飛行機は満席状態のうえ、到着後すぐ3時間を超えるフランスへのバス移動というハードスケジュールに見舞われ、夜、ホテルに到着した頃にはみなさんお疲れのご様子でしたが、翌日から始まるフランス国内の旅に胸を躍らせつつ初日の行程を終えました。

2日目は、フランス北東部をスタートし、東部の歴史ある町を巡りながら南仏をめざしました。最初の目的地は、欧州議会や欧州人権裁判所など、欧州における主要な国際機関が置かれ、「ヨーロッパの歴史を象徴する都市」としても知られる美しい都市、ストラスブールです。

ストラスブール

これぞヨーロッパの教会、という立派な大聖堂には圧倒されました。要塞として知られる「オー・クニクスブール城」、絵本に出てきそうなかわいい町並みのリヴォーヴィレ、リクヴィルといった小さな村を訪れ、古くから水上輸送の要所として発展し、色鮮やかなアルザス風の木組みの家が立ち並ぶコルマール、ブルゴーニュ公国の首都として賑わったディジョンなど、見ているうちにファンタジーの世界に迷いこんだような気持になります。

リヴォービレ

車窓からは「黄金の丘」と呼ばれるブドウ畑の美しい景色に目を奪われ、ボーヌでは貧しい人たちに無料で医療を施した「オテル・デュー(神の家)」を見学、ゴシック様式の建築の美しさと豪華さに感動しました。

リクヴィル

中世、首都であり産業の中心でもあったリヨンでは、フルヴィエールの丘にあるノートルダム寺院のモザイクやステンドグラスの豪華な装飾に再び圧倒され、アルルではゴッホの絵の舞台として知られるカフェや跳ね橋、古代劇場の大理石の円柱が青い空に美しく映えるのに見惚れ、当時の栄華を偲びました。

アヴィニョン

青い空と青い海にオレンジ色の屋根がとても印象的なマルセイユでは『巌窟王(モンテ・クリスト伯)』の舞台「イフ城」を沖に眺め、ニースでは旅程になかったシャガール美術館でその美しい色彩に心奪われ、最後の訪問地モナコではプロテニスプレーヤーのジョコビッチと夫人が経営するヴィーガン・レストラン「Eqvita(エクヴィータ)」で彼自慢のヴィーガンランチを堪能しました。とてもおいしかったですよ。

マルセイユ

関西空港でのドタバタに始まり、1000キロ以上のバス移動、見所満載の観光などなど、ボリューム満点のツアーで、一日の終わりには「ぐったり」などということもありましたが、終わってみればすべてが楽しい思い出となりました。

ツアーを通じて、食事は体にやさしいヴィーガン食だったので、海外旅行にありがちな体調不良もなく、かなりの強行軍であったにもかかわらず、不思議と疲れも残らず、元気に全日程を終えることができました。私自身、普段から菜食を中心としていることも影響していたのかもしれません。

モナコ

また、旅行中、参加者のみなさんと日頃の生活や「ナチュラル・ハイジーン」への取り組みなどについて、あれこれお話ができたのも大きな収穫でした。今回のフランスツアーでの経験は、これまでなんとなくやっていた私の食生活を一歩前に進めるきっかけとなりました。

ご一緒させていただいたみなさん、本当にありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。

「超健康革命の会」プレミアム会員/福岡奈奈