2019年4月のメッセージ

Hello from Mamiko Matsuda, Ph.D. in Houston, April. 2019

日本のみなさん、こんにちは。

日本では今、平成から令和にかけての大連休の最中かと思います。

私は4月上旬に来日して以来、日本各地での講演会、ワークショップ、打ち合わせなどに追われていましたが、今はヒューストンの自宅に戻り、ほっと一息ついているところです。

今回の日本滞在でも、印象的な出来事を体験したり、すばらしい方たちと出逢ったり、ワクワクすることがたくさんありました。

4月5日(金)の夜、東京・新宿のシズラー新宿三井店で開催された「超健康革命の会」有志のみなさん主催による30名限定の「プレミアム会員対象の交流会」は、キャンセル待ちが出るほどの人気でした。全国各地から参加されたみなさんは、「ナチュハイ・ライフ」の効果を実感している方ばかりで、6人ずつ5つのテーブルを私が回りながらお話しをさせていただくスタイルの夕食会でした。

参加者のみなさんは、ご自身の「ナチュハイ・サクセスストーリー」「実践上のトラブル改善策」「ビーガン向けレストラン情報」「お気に入りレシピ」といった情報交換で盛り上がっていました。

参加者の中には、世界的な武道家として知られる岡部武央(たけひさ)さんの姿もありました。岡部さんは、1998年の第一回世界散打博撃選手権において64kg級チャンピオンとなって以来、武道家として広く活躍中ですが、15年余りにわたるハイジニスト(ナチュラル・ハイジーン実践者)でもあります。
以前、岡部さんから「ナチュラル・ハイジーンの食生活をとり入れてから、いっそう強くなったと感じます」と伺ったことがありました。

交流会にて。会員の岡部さん(左)と米原さんといっしょに。
米原さんは会が発足して間もない頃からの会員さんです。

日本では、お肉を食べないと「強くなれない」「タンパク質が十分とれないので筋肉が作れない」と信じているアスリートが多いようですが、そんなことは決してないことを岡部さんが証明してくれています。

岡部さんの表情はいつも穏やかで、夕食会に参加されたみなさんは誰一人として、岡部さんの職業を当てることができませんでした。岡部さんの記事が掲載されている雑誌『秘伝』(注)を見て、みなさんは「信じられない」といった表情でした。14歳と9歳になる二人のお子さんも、生まれる前からの「ナチュラル・ハイジーン・キッズ」です。

(注)武道・武術・身体文化を愛する人向けの総合情報誌。

4月6日(土)には「ナチュラル・ハイジーン・エバンジェリスト養成講座」受講者と終了者対象のワークショップを東京・新宿で行ないました(主催:株式会社ナッシェル)。私からアメリカ発の「健康・栄養・病気」に関する最新情報として、①うつ病やアルツハイマー病の対策、②最も効果的なアブラナ科の野菜のとり方をご紹介したあと、「ナチュハイ・ライフ」実践中の失敗談や対処法について話し合いました。

小人数のディスカッション形式で行なわれたワークショップ。

 このワークショップに参加していた久保内さんは、「ナチュハイ・ライフ」に転向して前立腺ガンを見事に克服しています。以前に実施した前立腺のPSA検査(標準値4ng/mL以下)では400ng/mLという数値だったのが、今では0.4 ng/mLにまで下がっているといいます。地元八王子の老人会のみなさんを対象に、毎月一度、「ナチュラル・ハイジーン」のお話をされているそうです。

 4月7日(日)に甲府市の山梨県立文学館で行なわれた講演は、【欧米の最新科学が裏付ける「ナチュラル・ハイジーン」の智恵~薬いらずの「健康長寿・山梨」をめざすために~】というテーマでお話ししました。

 主催された「山梨フルモニ・クラブ」は、「果物生産高 日本一」「健康寿命 日本一」の山梨県を、地元の豊富な果物と野菜で「薬いらずの健康長寿 日本一」にすることを目標に、「ナチュラル・ハイジーン」の普及に努めているグループです。年に二度、春と秋の私の来日時に甲府で講演会を主催してくださっています。

 グループの代表を務める林さんは、県庁の職員でしたが、つい先頃オーガニック農家に転向、「ナチュラル・ハイジーン」のライフスタイル推進活動をフルタイムで行なっています。

 講演会後、ベジカフェ「フルウント」(http://fluunt.net/)を貸し切って行なわれた「山梨フルモニ・クラブ」のみなさんとの夕食会には、以前ご紹介した中学校の発表会コンテストで「ミートフリーマンデー」で優勝した村松和香(のどか)さんも、ご両親・妹さんとともに参加してくれました。

「山梨フルモニ・クラブ」のみなさんとの夕食会。写真の左側手前は村松和香さん。

 4月13日(土)に東京・四谷で行なわれた講演会(主催:株式会社ナッシェル)は、【自然と調和したライフスタイル:「ナチュラル・ハイジーン」でできる心と体のトータルケア】と題し、「ナチュラル・ハイジーン」はダイエットではなく、「健康の7大要素」(注)を体に与える「自然と調和した生き方」であることを、みなさんに学んでいただくことが狙いでした。

(注)7大要素とは、空気、水、ホモサピエンスとしての体にふさわしい食べ物、睡眠運動、日光、心の平静。

4月13日(土)に行なわれた東京・四谷での講演会。

 ほかの講演会では、いつも「食と健康」がテーマですが、この講演会では、「ナチュラル・ハイジーン」が教える「心の持ち方」についても焦点をあて、「魅力的な人に変身するための心の整え方」についてお話ししました。

 参加者の中には、内科クリニックにフィットネスジムを併設し、肥満や生活習慣病予防のために「ナチュラル・ハイジーン」理論を指導する「ライフスタイル・メディスン」をめざす「hinata group」(https://hinata-clinic.com/)の医師や、大学院で栄養学を指導している方もおいででした。

 4月14日(日)に福岡で行なわれた講演会には、170名余りの方が参加されました(主催:ATTiVAリビングフード・アカデミー)。欧米の最新科学が裏付ける【食習慣の真実】~あなたの食べ方間違っていませんか~」と題して、「健康と病気はあなた自身の選択次第」「ナチュラル・ハイジーンの食事プログラムの科学的裏付け」「今まで聞かされてきた健康情報の誤り」「何を・いつ・どのように食べればいいのか」「プラントベースでホールフードの食事で注意したい栄養」などについて、お話ししました。

福岡での講演会にて。

 この講演会に参加されたアトモス・ダイニング(http://atmos-dining.com/)代表取締役の山口洋(ひろし)さんは、「ナチュラル・ハイジーン」によってご自身の深刻な糖尿病を見事に克服したことからヘルシーな食事の重要性に気づき、現在、福岡市内を中心に、ウラジオストック(ロシア)、ハワイ(米国)、タリン(エストニア)を含めた26店舗でローフード重視の「ヘルシー食」提供を検討中だといいます。

 この会場では、アトモス・ダイニングが「発酵リビングフード・ランチボックス」を提供してくださり、私もいただきました。「Rawグリーンカレー、Rawキンピラ、Rawマヨサラダ、発酵即席漬け、Rawスイーツ、カシュークリームのみかんジュレかけ」など、メニューが盛りだくさんなうえ、とてもおいしく、こんな食事ができるレストランの登場もそう遠くないことを予感してワクワクしてしまいました。

 今回の日本滞在では、もう一つ感動的な出逢いがありました。冠動脈閉塞による胸の痛みで行動制限されていた生活が、「プラントベースでホールフードの食事」に変えてわずか数週間のうちにもとの生活に戻せた、というロジャー・マクドナルドさんとお会いしたのです。

 胸の苦しみに対して、担当医からはステント挿入をすすめられたのですが、納得がいかず、「心臓病の克服法」をネットで検索していたところ、「日本ナチュラル・ハイジーン普及協会」のサイトと、『Prevent & Reverse Heart Disease』(心臓病の予防と回復)の著者、コールドウェル・エセルスティン博士の存在を知ったといいます。

 私にコンタクトしてくださったほか、クリーブランド・クリニックで定期的に開催されているエセルスティン博士のセミナーにも参加して、「プラントベースでホールフードの食事」のめざましい健康改善パワーに感動、この方法で心臓病の完全克服をめざしています。

「プラントベースでホールフードの食事」によってコレステロール値と中性脂肪値を
激減させたマクドナルドさんと。右の数字は、データのメモ書きです。

 マクドナルドさんは現在、佐久市にある個人美術館兼リサーチセンター「フェンバーガーハウス」の館長を務めています。世界の美術史に精通していることから、インディペンデント・キュレーターとして海外にも広く知られています。